今話題の「親子関係のDNA鑑定」、誰が何のためにやっているの?

DNA鑑定

今話題の「親子関係のDNA鑑定」ですが、

  • 誰が何のためにやっているの?
  • 裁判で使われているっていうけど、何の裁判なの?
  • そもそも、DNA鑑定ってどうやって行われるの?
  • どこがやっているの?
  • 誰でもできるものなの?

意外に知らないことって多いですよね。

実は、親子関係があるかどうかをDNAで鑑定するということは、結構簡単に誰でもできるものなのです。ネットで調べれば,業者はいっぱいあります。値段もだいたい2万円前後と、それほど突飛な費用でもないのです。

しかし、これ、いったい、何のために、誰が使うものなのでしょうか。

知られているようで意外に知らない「DNA鑑定」の実態をご紹介しようと思います。

誰でもできるのでしょうか

冒頭にも書きましたが、DNA鑑定は、現在はとてもポピュラーになりました。インターネットで検索すればたくさんの業者がほぼ2万円程度で実施しています。しかも、その鑑定の精度は99.99パーセントというのですから、ほぼ100パーセントと見ていいと思います。
公的な医療機関や、研究所に限らず、一般の業者がたくさん実施していますので,誰でも簡単に利用でき、しかもかなりの制度であるというのが実態です。

実際の裁判ではどう使われるのですか

裁判では、証拠については、それを出せば自分に有利になる方に提出する義務があります。妻の不貞を疑う夫は、父子関係が存在しないという鑑定を出すでしょうし(父の出す私的な鑑定)、妻の方は父子関係が存在するという鑑定を出すでしょう(母の出す私的な鑑定)。それぞれの鑑定結果が行き違った場合、裁判所が鑑定人を選任して、厳正な裁判上の鑑定を行うことになります。
先ほど、鑑定の精度はほぼ100%といっていたのに、なぜ、父側と母側の鑑定結果が異なってくることがあるのかと不思議に思われるかも知れません。確かに、鑑定資料から父子関係の存在不存在を鑑定することは精度100%ですが、鑑定資料そのものの採取がいいかげんだったり、あるいは、鑑定の過程で別の資料とごちゃごちゃに成ってしまったりすれば、正しい鑑定結果が出ないことは起きます。そして、結構、こういったトラブルはあるのです。
以前、姑が自分の息子と孫が似ていないと言って、勝手に私的な鑑定を行い「父子関係がない」という結論を取り付けてしまい、これを証拠に息子と嫁を離婚させようと画策した事件がありました。これに怒った嫁が実に3カ所で私的な鑑定を行いましたが、どれも「父子関係はある」という鑑定結果となりました。結局、こんな事を鵜呑みにする夫に愛想をつかした妻が離婚を希望し、離婚となりましたが、いろいろ考えさせられる問題です。

まとめ

意外に知られていないDNA鑑定の実態ですが、ご参考になりましたでしょうか。しかし、もともと神の領域であったことについて、科学の発達により、証明が可能になったわけですが、神ならぬ人間が扱うものであるだけに、使い方によっては、新しいトラブルを呼ぶかもしれませんね。

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